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新庁舎等建設に関する協議会は終了。市議団が意見を提出

28日に開催した新庁舎等建設に関する協議会は、市長が不在のため座長から次の意見が述べられ、終了しました。日本共産党市議団は、今回の協議会についての見解を明らかにしましたので併せて紹介します。


庁舎等建設に関する協議会について


この協議会は、西岡市長からの要請を受けての協議会であり、異例と言える会議体でしたので、議長と協定を結んだ西岡市長が辞職した今、事情は大きく変わりました。西岡市長からは「着工可能な成案が得られるよう」「論点の整理をする」ことを求められていたところです。実際にはそこまでには至っていないと思いますが、10月末までには、1)いくつかの建設パターンの比較、2)現設計の修正の条件を示し、専門家に委託し調査をする、3)基本設計まで視野に入れる、といった内容について、正副座長から議員の皆さまに示してご意見を伺ってまとめることを考えていました。

しかし、求められたまとめをお返しする相手方である市長の辞職により、事情が変わったと思っており、むしろ新しい市長がどのような判断をするのか、ということを考えると、議会からまとめたような内容をお伝えすること自体、市長の権限に一定の制約をしてしまうことになりかねません。


協議会で話した内容については、議事録や資料により、新しい市長の下、改めて庁舎等建設の検討に活用していただければ幸いと思います。執行権を持つ市長と行政、チェック機能を発揮する議会、それぞれの役割が果たせる場所に戻り、より良い政策の形成に向け、頑張っていくことが市民のために必要なことと思います。


よって、協議会はここで終了といたします。


日本共産党の見解


庁舎等建設に関する協議会について

2022年10月31日

日本共産党小金井市議団


 今年4月28日に市長との間で締結した庁舎等建設に関する協議会は、5月10日から10月28日まで10回の協議を行った。

第1回 各会派の新庁舎等建設についての意見を明らかにし、2回目以降①設計、②浸水対策、③建設時期、④建設コストなどについての議論が行われた。

正副座長の努力には感謝するが、残念ながら目的に沿う議論の不十分さは否めず、議会と市との前向きな集約に至らなかったことを残念である。

先日会派視察で、千葉県八千代市を調査したが、大胆な見直しを行っている背景には、建設の幹になる部分として「市民生活を優先させる」ということがあった。また、他市の市役所建設の経験者にきてもらって建設計画を立てられていることも学ぶことが大きかった。

顧みると市長と市が「大胆な見直しをすることも含めで協議する」と言いながら、これまでの設計に執着し、見直そうという姿勢が見られなかったのは極めて遺憾である。また市長の議論を進めるうえでのリーダーシップもなく、右往左往した感が否めない。

今回の協議会については運営や協議の在り方について、以下の課題や問題があったことを指摘しておきたい。

(1)議会側から要求があり、市側が作成したいくつかの建設パターンのスケジュールは

市側の意図的な考えが働いたものと受け止めざるを得ず、比較の参考にならなかった。

(2)市長と市側が方針を持たずに協議に臨んでいるため、お互いの協議とならず、議員

間討議で終わった感が否めない。深めることができなかった。

 (3)日本共産党と、情報公開こがねい、元気!小金井が、代替案を提案し議論したが、

今後は十分に精査していただきたい。

(4)財政計画が非公開で示されたが、十分な精査ができずに終わっている。あらためて

時間をとった議論が必要である。

以上



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