ワクチン接種会場の増設と予約受付の改善 など市に申し入れ
- jcpkoganei
- 2021年5月29日
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日本共産党市議団は、5月12日小金井市に対し、新型コロナ感染症の対策強化を求める申し入れを行いました。当日は副市長が対応しました。

小金井市長 西岡 真一郎様
新型コロナウイルス感染症について 我が事として感染防止対策を強化することについて緊急要請書
2021年5月12日 日本共産党小金井市議団 水上 ひろし 森戸 よう子 たゆ 久貴 寺内 だい作
4月25日から開始された3回目の緊急事態宣言が延長されました。菅政権の無為・無策の結果であり、人災と言っても過言ではありません。 私たちは毎日人命が失われていることに心を痛めています。新型コロナ感染症から命と暮らし、営業を守ることは、政治の責任です。 小金井市の感染者数は5月10日時点で84名です(累計819名)。昨年同時期と比較すると5.6倍にも増えています。 また新型コロナ感染症による休業や廃業などにより、市民と市内事業所はこれまで以上に厳しい状況におかれています。 私たちは3月31日に申し入れを行いました。しかし、市の強化対策は不十分と言わざるを得ません。 さらにワクチン接種については、「インターネットがつながらない」、「4か所の病院を回ってようやく予約できた」、「電話がつながらない」などの声が寄せられています。 5月13日に予約受付日となっていますが、初日のような混乱が起こらないようにすることが必要です。現状を放置すれば、希望する高齢者が接種することをあきらめることが予想されます。小金井市として抜本的な改善対策を取ることが求められています。 一日も早い収束のために以下の緊急対策に取り組むことを要請します。
記 【ワクチン接種】 1. 年齢別の接種に切り替えるなど、接種が受けやすいように改善すること。 2. 市のコールセンター、電話の予約受けつけ日は現在週2日ですが、予約受付日を増やすこと。また予約受付日の
受付募集数などを公開すること。 3. 集団接種会場を中央線南側にも増やすこと。 4. 予約したにもかかわらず、病院側から断られたケースが生まれているが、その場合確実に取れるようにするこ
と。 5. 集団接種会場までの交通費を補助すること。
【感染防止対策】 6. 他自治体では一定数の無症状者のPCR検査を行い、感染状況の把握をしています。小金井市でも感染状況を把握
し、感染防止対策に役立てること。 7. 学校、保育園、学童保育所、市役所の相談窓口の職員のPCR検査を実施すること。 8. 住宅確保給付金などを取り扱うなど市民の相談窓口となっている社会福祉協議会担当職員について、市の責任で
PCR検査を定期的に実施すること。 9. オリンピック・パラリンピックの開催について、中止を東京都に要請すること。市内の聖火リレーについて中止
すること。実施する場合でも、公道は使用しないようにすること。 10.幼児や児童・生徒のオリンピック・パラリンピックの動員は中止すること。 11.小中学校の行事について、密になる事を避けるようにすること。例えば体力測定については、昨年は中止されて
いますが、今年は実施するとのことです。密になる事が想定され、関係者からは不安の声が寄せられています。
体力測定など不急の行事については中止・延期するなど現場に負担がないようにすること。 12.夏に向けて熱中症にかかる人が増えていくことが予想されます。発熱相談窓口を設置すること。
【生活支援策】 13.市が当初予算で計上した事業者支援策について、早急に市内事業所が申請できるように周知すること。 14.昨年も実施した国民健康保険税の減免を今年度も実施すること。 15.高齢者世帯へのエアコン設置の補助を今年度も実施すること。生活支援が必要な市民への相談窓口を強化する
こと。 16.生理用品については、困っている小中高校生や女性に行き渡るようにすること。 17.住宅を失った市民に対し、賃貸アパートの空き室等を貸し出すことを早急に検討すること。 18.生活保護の申請に当たっては、扶養照会をかけなくても申請手続きができるようにすること。
以上
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